飲食店お役立ちコラム

2021.07.15

集客

ウーバーイーツならではの仕組みを理解してデリバリーを導入!

ウーバーイーツ

消費者庁「フードデリバリーサービスの動向整理」によると、20〜60代のうちがフードデリバリーサービスを利用したことがあると答えた人数は、2020年11月時点で39.7%となっています。

そのうち、新型コロナウイルス感染拡大後に初めて利用したという人が5%を占めており、フードデリバリーはニューノーマルと呼ばれる時代に適したサービスといえます。

多くの企業がフードデリバリーサービスを提供しており、なかでもウーバーイーツは世界45ヶ国でサービスを展開しているフードデリバリーを代表するサービスといえるでしょう。今回は、ウーバーイーツの仕組みを解説してフードデリバリーを導入するメリットを紹介します。

※出典:消費者庁「フードデリバリーサービスの動向整理」 (https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/assets/internet_committee_201225_0002.pdf)

画期的な仕組み「ウーバーイーツ」

ウーバーイーツは2015年にカナダで開始されたサービス。日本では2016年からサービスが始まっていますが、新型コロナウイルス感染症の流行を受けてデリバリー需要が高まり、国内でも広く認識されるようになりました。

ウーバーイーツの最大の特徴は、自店で料理の宅配を行っていなかったとしても、配達パートナーが自店のスタッフに変わり、手軽にデリバリーサービスを展開できる仕組みにあります。

ウーバーイーツで注文を受ける仕組みについて

ウーバーイーツのプラットフォームは、独立した配達パートナーが自転車、徒歩などによる配達サービスとマッチングされる仕組みになっています。

まず、お客様はアプリでレストランのページを閲覧し、配達先と注文する料理を選択、注文します。 注文を受けた飲食店で内容を確認したら、提供する料理を用意。その後、近所で対応できる配達パートナーが料理を受け取りに来てくれるので配達してもらいます。

このようにウーバーイーツは、注文者と飲食店の物理的な距離の問題を、配達パートナーのネットワークを活用することで解決するという画期的な仕組みを構築し、急速に広まりました。

ウーバーイーツによる三者それぞれのメリット

ウーバーイーツを導入するにあたり、サービスが成立している理由となる注文者側と飲食店側、配達パートナー側の3者それぞれのメリットについて理解しておきましょう。

1.飲食店側は手軽にデリバリーサービスを始められる

デリバリーサービスを自店で用意しようとすると、デリバリーが可能なスタッフや自転車、バイク、自動車といった交通手段を用意する必要があります。ウーバーイーツは、配達を配達パートナーが行ってくれますので、従来ではデリバリーサービスを始めるにあたり必要とされていたコストが不要です。

2.注文者側はさまざまな料理を選べるようになる

ウーバーイーツは飲食店にとって導入のハードルが低いデリバリーサービスです。多くの飲食店が導入することで、離れている店舗でもさまざまな料理を楽しめるようになります。

3.配達パートナーは自由な働き方を選べるようになる

配達パートナーは、配達を行うことで報酬を受けます。数をこなすほどもらえる金額も増えますし、何よりも働く時間を自分の好きなように選べるのは嬉しいポイントです。

デリバリーサービス導入の注意点

サイト上で多くの商品が並んでいる中、顧客から選んでもらう必要があるため、商品の見た目や味に対する顧客からのレビューが重要です。WEBサイトのビジュアル写真だけでなく、デリバリーで提供した料理の味が決めてとなります。 そのため、接客のクオリティや店内の雰囲気で競合店との差別化を図っている飲食店にとっては、少し難しいかもしれません。

デリバリーサービスは、飲食店毎の特徴を考えた上で導入を考えましょう。

画期的な仕組み「ウーバーイーツ」:まとめ

ウーバーイーツは、注文者側と飲食店側、そして配達サポーターの3者それぞれにメリットがあることで成立している画期的なデリバリーサービスです。

また、ウーバーイーツの他にも、出前館、楽天デリバリー、LINEデリマなど、数多くのデリバリーサービスがあります。 今では、加盟店であればInstagramから注文できるシステムも整っており、手軽に導入できるデリバリーサービスは飲食店の売り上げアップに繋がる施策として、ますます需要が高まっていくでしょう。

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