飲食店お役立ちコラム

2021.06.11

接客

【飲食店のサービス】丁寧と過剰の違いとは


飲食店のサービス

飲食店は、ただ食事を提供するだけの場所ではありません。お客さまが望んでいるサービスとは何かを考え、訪れたお客さまに気持ちよく食事を召し上がっていただくことが大切です。

ただ、サービスによっては丁寧を通り越して過剰と感じる場合があります。この記事では、丁寧なサービスと過剰なサービスの違いについて考えてみたいと思います。

接客サービス

新型コロナウイルス感染症の流行を受け、多くの飲食店で店員とお客さまが接触しないようなシステムの導入がなされています。しかし、飲食店のサービスにおいて基本となる接客は、コロナ禍であっても必要です。

基本となる接客とは、明るい笑顔ではっきりと喋り、丁寧な対応を心がけること。このコラムでは、マスク接客について紹介していますので、参考にしてみてください。

【マスク接客】きちんと伝え表現する方法

接触する機会が減っているからこそ、数少ない接客のタイミングが飲食店の印象を大きく左右します。良い印象を持っていただくことは大切ですが、丁寧に接客しようと思うあまり、過剰に話しかける事は避けましょう。短い言葉でも抑揚を付け、気持ちを込めると印象が違ってきます。

メニュー関連のサービス

料理やデザートが無料で1品追加されるなどのサービスは、どんなお客さまでも喜ばれる傾向にあります。

また、お子様連れのお客様のために、取り皿や子供用スプーンなどを頼まれる前に用意すれば、好印象を持っていただけます。

その他、年配のお客様が多い飲食店であれば、メニューの文字を大きくする、量が少なめのサイズを用意するなど、接客以外のサービスについても、きめ細かく丁寧にしたいものです。

時々、会話をしている時に料理を提供され、長々とメニューの説明をされることがありませんか?丁寧に伝えてくれようとしているのはわかりますが、不要と思われるお客様もいることですし、説明するのであればタイミングに注意して声を掛けるのが良いでしょう。

飲食店のターゲットに合ったサービス

たとえば、店員がお客さまからの視線を察知しすぐに声をかけるという、気が利いたサービスは積極的に実践するべきです。

一方で、お手洗いのたびにおしぼりが提供されたり、退店時に全店員で元気にあいさつしたりなど、人によっては過剰だと思われるサービスもあり、疎ましく思うお客様もいます。

大切なのは、その飲食店にそぐわないサービスは取り入れないことです。ターゲットとしている顧客の年齢層や店舗の印象を踏まえて、最適なサービスを提供することが重要です。

飲食店のサービスはお客さまの目線で

飲食店のサービス内容とお客さまの満足度は、必ずしも一致するとは限りません。店側が考えたサービスをどれだけ取り揃えても、誠意が伝わらなければ無意味となってしまいます。

お客さまの目線に立った上で、サービスを考案することを大切にしていきましょう。

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